【怖い話】夜の真っ暗な海で体験した恐怖 恐怖・怖い話

【怖い話】夜の真っ暗な海で体験した恐怖

怖い 海

中学の夏休み、親戚のいとこたちが来て近くの海に泳ぎに行くことになった

観光客の多い海水浴場を避けて湾の端まで車、そこからは更に歩いて岬を越える

険しい道をしばらく行くと獣道みたいな細い下りの道があり
そこを降りると黒い崖に囲まれたエメラルドグリーンの海が

親戚といっても男女入り混じった団体だったので女子はそこにある洞窟で着替えた

入り口が大きくて洞窟特有のじめじめした感じはなく、足元は白い砂

ただ、洞窟内部の壁が一部煤けてコールタールを塗ったような箇所があった

皆、あまり気にせずさっさと着替えて海へ 一通り遊んだら昼食 タッパにつめたおにぎり、ウィンナ、卵焼き、胡瓜にトマト、からあげをほおばり、今度は磯の生き物をつかまえたり、泳ぎに自信のあるものは水中眼鏡をつけて銛で魚をしとめに行く 最後まで楽しく過ごし、いい思い出になった

夏休みが終わってしばらくして 休みの間何をしたか仲間内で話していたら 釣りの話に話題が移り、例の海岸の話になった

するといくら魚がよく釣れてもあそこには行きたくないと言われた
なぜかと聞くと 3年前、その海岸の洞窟で心中があったそうな
しかも灯油かぶって焼身自殺

なんだろうと思ってあそこの壁触っちゃったよ……

そんな夏休みの思い出