【シシノケ・目撃】山奥で遭遇した恐怖体験 恐怖・怖い話

【シシノケ・目撃】山奥で遭遇した恐怖体験

シシノケ 怖い

必要無いかもしれませんがまず俺のスペックを
住んでるとこはグンマーの中心部
高校の芸術学科に通う15歳です
性別は女ですが見た目や立ち振る舞いはほぼ男
あと5歳から空手やってて今初段
ざっとこんな感じです

本題に移るわ
夏休みになったばかりの7月30日だったかな
宿題の自由課題で天体観測やることになったんだよ
俺の住んでるとこ結構な田舎だし家の庭からでも十分な写真は撮れるんだけど、家のすぐ隣の街灯がちょっとジャマで、どっかもっと暗くて良いとこないかなって
それで、家から500m北に昔通ってた小学校があるんだけど、その後ろに昔山城が立ってた小さい山があるんだよね
まだ7時くらいで結構明るかったし、山自体も保育園の頃から登ってるし大人の足なら15分くらいで入り口から頂上に着くくらいの山だったから親に許可もらってそこに行くことにしたんだよ

10時までに戻るって約束で、荷物まとめて出発した
因みに荷物っていうのは
キャンプ用の簡易イス、電池式のランタン、デジカメ、お菓子(チョコとポテチ)、コカコーラ、あと野犬とかが出るかも知れないから武器に折りたたみ傘と十徳ナイフ

家出たのは7時15分頃で、10分もしないうちに登山口に到着
そこから15分登って本丸(城の拠点が立ってたとこ)に到着
夜の山と言ってもちゃんと整備されてるから全然危なくなかった
帰りは本丸の横にあるアスファルトの坂道下れば遠回りになるけど安全に帰れる

人が来たのでちょっと嬉しい
で、何より問題だったのがここが山城だったってこと

簡単に説明すると、ここはもともと戦国大名の領地で、武田軍の侵攻に何度か耐えたものの敗北
本丸は本当にまっさらな草地
少し奥にはなんか石碑とか井戸とかある

俺はホラーとかオカルトとか大好きだし(一応洒落怖の有名な話は網羅してる)怖いってことはなかったんだけど、もしもの為にさっき書いた荷物とは他に葬式の時にもらったお清めの塩入ったやつ幾つか持ってた
それで、本丸の真ん中にイス立てて暫く空の写真撮ってた
木とか開けてるし、周りに明かり無いし、本当に良い場所だった

で、一時間ほどした頃にいきなり雨が降ってきた
と言っても霧雨程度だったし、雲はかかってたけど星は十分見れた
むしろ虫除け忘れた俺には好都合だった
そこまで酷くないし、暫くしたらやむだろうなーって対野犬ようの折りたたみ傘さしながらぼんやりお菓子食ってた

で、9時ちょっと前に雨が止んだ
地面は少しべちょべちょしてたけど、気にせず撮影再開
・・・しようとした時、なんか鳴き声が聞こえた

まさにシシノケのそれってかんじで、発情期の猫というより、喧嘩してる猫のあのマーーーオっていう感じの声
俺の家の庭でよく猫が喧嘩してるから、そっちのほうがしっくりきた
で、シシノケのことは知ってたけどまさかこんなとこにいる筈無いって思ってた
てか戦で殺された赤ん坊の霊なんじゃないかっておもったから体に塩かけた

それで少し身構えてたけど暫く状況変わらないし写真も幾つか撮れたし帰ろうかなって思って、荷物片付ける為に後ろむいたら15mくらい遠くに何かいた

もうまさにそれだった
毛の生えた1mちょいくらいのナメクジ見たいなものがこっち向いてた
暗くて良くわからなかったからランタンで照らしたら、顔?にあたるとこに穴があって、3本の触覚の先に目?があった

シシノケ 怖い

ちょっと前にツイッターにうpしたシシノケさんのイラスト上げるわ
なんか可愛く見える・・・w
これは実際に見る前に描いたやつだけど、まんまこれだった

で、その見たものがシシノケだって気づいたとたん、ぞっとして身体が動かなくなった
手からランタンぶら下げて棒立ち状態
嫌な汗がだらだら出たよ

いや単純に怖いんじゃなくて、なんと言うか、いけないことにしてしまった時の恐怖というか、小さい頃遊んでて窓ガラスとか割っちゃったときの恐怖と似た感じ
直接的な恐怖は全くなかった
怖いより畏れるのほうが妥当かな

見た目はシシノケだけど全く同じものじゃないよね多分とか、襲ってこないよねとか、何かあかんことしたかなとか、そんなことぐるぐる考えてた
その時の視線は穴の中(真っ暗)だったんだけど、ふと目があった
そしたらゆっくりだけど身体が動くようになって、汗も止まった
本来ならむしろこわばりそうだけど、なんと言うか安心感があった
その3つの目はじっと俺を見てるし、俺もじっと見てる
で、取り敢えずその場から動かずに、まずは話しかけることにした
思い切ったことするなぁと思われるかも知れないけど、本当に全く怖くなくなったんだよ

土地の神様かもしれないし、他の霊的な何か(そういえば城跡のど真ん中)から守っててくれてそうな感じまでした
おれが勝手にそう思ってだけかも知れないけど
因みに鳴き声みたいなのはすがた見たときから止んでた

取り敢えず挨拶した
「えっと、、、こんばんわ」
「夜遅くに失礼します、ちょっとの間ここを使わせてもらいました」
って、もう完全に土地神様と話してる感じで
そしたら、シシノケ(みたいなもの)が少し近づいて来た

いきなり動いたもんだから、流石にビクッてなった
まさか、襲われる?って少し心臓ばくばくしたけど3mくらい近づいてからまた止まった
で、何か言ってる
「ア、アア・・・ッチ・・・チッ・・・」って

で、もうまんまシシノケやん!って心の中でツッコミ入れた(それくらい余裕あった)
らまたそれが
「ンン・・・ショシ、ネ・・・・ショゥシネ・・・」
って喋った

しょうしねえ?って言ってるのかなーって
シシノケは方言とかその土地の民族語で喋るっていうから群馬弁であるかなーって考えてたら、しょうしねぇって仕方ないって意味だった
仕方ない?何が?って考えてたけど、その声がやたら優しそうに聞こえたし、まぁ(俺がここにいても)いいよって言ってるのかと勝手に解釈した

まぁここにいてもいいよって言ってる(と決めつけた)し取り敢えず
「ありがとうございます」と言ったらずっとショウシネェって言ってたのがぴたりと止んだ

この地点でかなり意思疎通出来てるのって結構凄いことだよなーって思いつつ、また静かな時間
で、何を思ったか俺もそっちに近づこうとした
一歩踏み出したらあっちは(びちゃっ)て音立てて少し後ずさったように見えたけど、笑顔で近づいたら逃げも襲いもしなかった
それであと4mくらいのとこまで近づいたら、いきなり空気が張り詰めた
3つの目が俺を少し睨む感じで見てて、「それ以上は近づくな」と言ってるみたいだったから一歩下がって立ち止まったら張り詰めた空気は無くなった

ランタンの光を少し弱くして、シシノケ?さんを照らした
もうその時はお互い警戒とか一切して無かったと思う
腕出したままゆっくりしゃがんだら、あっちもずっと上体起こしてたのを少し下ろして、さっき上げた絵みたいな姿勢になった

この地点で質問とか何かツッコミとかある人
オカルト版のくせになんか打ち解けてるし本当に作り話みたいだけど、マジの話
嘘だろと思ってもらっても構わないし、2ヶ月だった今でも特に何があったって訳でも無いから本当にちょっとした話程度に見て欲しい

なんていうか、猫が足たたんでころんとした体勢でいる時あるじゃん?
あれって完全に安心してる時だけする姿勢らしいんだけど、そんな感じだった
こっちがこれ以上近づかなければ何もしてこないだろうし、お互い直ぐに逃げられない体勢でいるってことだから
暫く細かいところ観察してた
俺が目から目線そらして、身体の細部とかいろんなとこ見てたら、あっちも同じ感じで3つの目バラバラに動かして俺のこと細かく観察するような動きした
正直なんかもう可愛く見えてきてたw

身体の毛は少し緑かかった焦げ茶色
ヤマアラシとかと似てたけど、もうちょっと柔らかそうな感じ
濡れて何本か纏まってたりしてた
触覚?の部分はもうナメクジとかカタツムリとかと同じ感じ
目玉もそんな感じでうにうに動いてた
穴の周りだけ長い毛は生えてなくて、短い犬の毛みたいな感じだった
ただ穴の中だけはランタンで照らしても真っ暗で何も見えなかったからその点に関しては触れないことにした

なんかほのぼのした感じになってるが、実際は真っ暗な山の中、木が周りを囲む学校の校庭何個分かもわからない雨上がりでべちょべちょな草原のど真ん中で得 体の知れない、悪いことしたら死ぬレベルで祟られる可能性のある得体の知れない生物?と至近距離で見つめあってる(しかも城跡で周りには慰霊の石碑とか井 戸とかある)って状況だからかなりおっかないだろう

で、一通り観察終わってまた目合わせたらシシノケ?さんがまた喋った
今度は途切れ途切れとかじゃなくて、もっとハッキリした声で
「ケエレ、ケエレヨ」
って言った

ん?ケエレ?帰れ?
いきなり言われたからびっくりしたけど、怒ってるんじゃなくて子供に「もう遅いから早くお家に帰りなさい」って言ってる感じだった
因みに声は抑揚がなくて男か女かわからない、小さい子供の声っぽい
時計見たら9時半になりそうな時間だった
実際に体感した時間よりずっと短かったけど、そろそろ帰らないと10時になるわけだ
「わかりました、失礼しました」
とだけ言って、荷物の置いてある方に向かったら後ろで小さく
「ン、・・・ナ・・ッカラ・・・オセェ・・・ンナ」
って聞こえた
因みにナッカラは群馬弁で「とっても」って意味ね

心配までしてくれてるし、本当はスレで回ってるほど怖い存在じゃないんだなって思いながら、イス畳んで袋に入れたりお菓子のゴミを袋に入れたりした
そのあいだシシノケ?さんはずっとこっち見てたけど、見張ってるというより見守ってる感じでだった
荷物もまとめ終わったし、シシノケ?さんにお辞儀して
「お世話になりました」
とだけ言ってシシノケ?さんのいる方と反対の、帰るとき用の道に向かってった

坂に差し掛かる前に一度だけ振り返ったら、シシノケ?さんも来た方向であろう向こうをむいて(ずるっ、ずるっ)と小さい音を立てながら木の間に消えて行った
山を下りて家に帰るまで、なんだかシシノケ?さんに守られてる感じがして妙に安心感があった
帰る頃には10時5分前くらいになってて、おかんと親父が居間にいたけどこのこと話したら多分病院送りだから今も誰にも言ってない

次の日、お昼過ぎ頃にまたその山に行ってみたら、シシノケ?さんがいた場所だけ少し湿ってた(他の場所は元気な太陽によってすっかり乾いてた)
怖い話というより不思議な話だな

その後また会おうと思って、何度か小雨の降る日の夜にその山に登ったけど結局あれ以来会えてない
じゃあこれで最後になるけど、しばらくはちょいちょい見にくるから質問とかあったら書き込んでくれ
一概に言えないけどシシノケ?は本当は危ないものじゃないってことかな
俺の運が良かったのか、相手が良かったのか、接し方が正解だったのか分からないけど、無闇に戦おうとしたり相手が嫌がるであろうコトをしなければ襲ってくることも無いだろうし
神様だから根本的に悪い存在ってわけじゃないだろうからもし出会ったとしても当たり障りなくすればいいと思う
もしここまで見てくれた人がいるならありがとう
信じてもらえなくても全然構わないし、俺も本当に刺激的で貴重な体験だったと思う
それじゃあ、ありがとうございました

あ、書き込んでて質問とかに気づかなかったから今書きますね
昔スレで読んでた内容によると、シシノケはまず自分から攻撃したりしない
ただ、噛み付いた犬の口内に棘が残ってそれが原因で死んだり、山小屋のなかから怒鳴りつけたら物凄い勢いでドアに体当たりしたり、鉈で触覚叩きつけたらアイヌ語で「悪い奴を殺す」と言ったりした(その後現地の人にものすごく怒られた)とか
車に逃げて寝てたら車の窓からこっち見てたとかの情報はあります
ただ、それ以外でもちょっとした目撃情報とか結構あるみたいなんでハチとか蛇と同じ感じで、こっちから何もしなければ大丈夫そうです