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【怖い話】学生の時に頻発していた恐怖体験

私は北関東にある某4流大学に行っていました。
①1年の時
ある日、地元の友達から小学校の時の同級生が病気で亡くなったと連絡が来た。
私自身も小学校の時、その同級生と同じクラスだったので一緒に遊んだりはしていたが
中学になって、別々の学校になってからは、たまたま顔を合わせた時に、
ひと言ふた言話す程度の仲だった事もあって地元に居れば葬儀にも行ったかもしれなかった
けど簡単に帰省できる状況でもなかったので葬儀には行かなかった。
連絡をもらった次の日、夜中に目が覚めると何か違和感があった
何か来る?これってもしかして金縛りが来るのか?
過去に一度も金縛りにあった事なんて無かったので、どんなもんなのかすら知らなかったけど
何となく直感?でそう思った。
その直後に寒気というか電流みたいなもんが足の方から頭の方へ向かって走ってきた
それが頭まで到達すると同時にキーーーンと耳鳴りが始まって全く動けなくなった。
目は開けていたけど立ち眩みの様な状態で暗くなってて良く見えなかった。
同級生が亡くなったと云う事が頭の中にあったので、もしかして会いに来てくれたのか?
とか勝手に考えたりしていたけど、特に何の気配も感じられずにしばらくすると
耳鳴りが小さくなっていって寒気も治まり動けるようになったので、横向きになって寝た。
後日、友人に金縛りの話で足元から寒気が来て耳鳴りがして動けなくなった、と話したら
友人も金縛りに合った時、同じようにそうなったと言っていたので夢ではなかったのかなと。
足元から寒気が上がってきて耳鳴りで動けなくなるパターンで金縛りに合った方
結構いらっしゃるのではないかと思います。
もしかすると、同級生が亡くなったという事が頭にあった事と、金縛りが来る?
と、とっさに直感?した事による自己暗示だったのかもしれません。
これが、私の人生の中でたった一度だけ経験した金縛り体験でした。
②3年の時
1つ上の先輩と晩御飯を食べに行こうと言う事になり、車でまず先輩Aを迎えに行き
そして私と先輩Aとで、先輩Bを迎えに行った。
先輩Bのアパートの駐車場に着いたので、いつものようにクラクションを鳴らした。
駐車場のすぐ上の2階に住んでいるので、いつもクラクションを鳴らすと窓から顔を出し
手を振って「今いくよ!」的な感じで合図してくれるのだ。
そして部屋の電気が消えたので待っていると、向かって右側にある階段の方から歩いてきた
助手席に先輩Aが乗っていたので、そのまま右側から後部に乗ってくるのかと思ってたら
わざわざ車の後ろを回り込んで助手席側の後部座席の方へ行ったのでバックミラーで姿を追った
そしてドアの前に立ってドアを開けるかなくらいのタイミングで右の階段の方から
先輩Bが歩いてきた。
「え?」「あれ?」っと言って後ろのドアの窓越しに外を見たけど誰も居ない。
そして先輩Aと顔を見合わせて「今、後ろにBさん行きましたよね?」
「ドアの前に居ましたよね?」と先輩Aに聞くと
「うん、確かに居た」「あれ?」じゃぁさっきのは誰?」なんてちょっとパニック気味
先輩Bは普通に右側から後部に乗って座った。
「絶対に誰かいましたよね!」「いたいた!絶対に居た!」
そして先輩Bに「B先輩今来たんですよね?」と聞くと「そうだよ」
「一回戻ったりとかしてませんよね?」とか聞いても「???」な顏で「今来たよ」と・・・
そして「外に誰かいませんでした?」と聞いても「誰も居なかったよ?」と・・・
またまた先輩Aと顔を見合わせて「絶対に誰か居たよね・・・」「居た居た絶対居た・・・」
その後、先輩Bに事情を説明しながら店に向かいました。
そんなに恐怖感は感じられなかったけど、アレはいったい何だったんだろう。
ちょっと言葉足らずな所があったので説明を付け加えておきます。
②の話の中で、最初に階段の方から歩いてきて、車の後ろに回り込んだ人は
先輩Aと何か話しながら待っていたのと、人影が見えたタイミング的に先輩Bだと
思い込んでただけで、きちんと服装や顏を見て先輩Bと確認した訳ではなかったのと
バックミラーで姿を追った時も人影程度しか見えませんでしたので
先輩Bが2人居たという話ではありません。
直後に、いきなりデスクトップの色が変わって
CPUが動き出したのでびっくりした。
何が始まったのかと思ってタスクマネージャーをみたら、バックグラウンドで
Winエクスペリエンス評価をやっていた。
こんなの、タスクとかショートカットキーみたいなのあったっけ?
ちょっと怖かった。
③4年の時
なんとなくまだ心霊とか興味のある年頃?で、近くには有名な心霊スポット的な所は
無かったけど、田舎なのでそれなりに雰囲気のある場所は沢山あった。
車が1台やっと通れるような真っ暗な峠道とか、ダムとか、夜中は殆ど車も通らないような山道のトンネル等
そういうのが好きな友達と肝試し的な感じで夜中によく行ってたが、そこで何かを見たとかは特に無かった。
ある日、友達がカメラを持ってきて心霊写真を撮りに行こうと言い始めて5人で行くことになった。
いつも行ってる場所を廻ってで適当に写真を撮りまくった。
数日後、友達が現像された写真を持って来たので、何か写ってたかと聞くと
う~ん、良くわからないけど1枚だけ怪しいのがあるけどイマイチかなぁ?みたいな反応だったので
みんなで写真を全部見てみることにした。
変な薄い赤い光が写り込んでる写真は何枚かあったけど、どうもストロボとか光の加減?
みたいな感じのものばかりだった。
そして、例の怪しい1枚を見ると、これだけは赤い光じゃなくて白く光るものが大小さまざまな大きさで
7~8個写ってたその白いモノはボヤ~っとピントが合っていなくて虫?あの時、雨降ってたっけ?
みたいな感じで、結局は何なのか良くわからなかった。
写真は、みんなで集合写真の様に撮ったものばかりなので焼き増ししてみんなに配ってくれた。
どの写真にも、ちゃんとその白いモノは写り込んでいたので現像ミスとかの類のものではなかった。
何か月後かに、テレビか何かで心霊写真特集みたいなのがやってたので見ていたら
白い光が写るのは、虫とかホコリがストロボ等の強い光に当たって、そういう風に写るとか
解説してたので、その写真の事を思い出して見てみようと写真を探したが、
その白い光の写真だけが無くなっていた。
まぁ、あの写真だけは友達に見せたり良く見たりしてたから
どっか他に置いてしまってのだろうと思って諦めた。
翌日、他の友達にテレビであの心霊写真の解説みたいなのやってたから見ようと思ったら無くなってて・・・
という話をして友達のを見せてもらおうとしたら、友達も同じように写真が無くなっていて、
どこを探してもその写真が見つからないと言う。
これはもしや!と思って他の3人にも聞いてみることにした、しかし他の3人はちゃんと持っていた。
写真を改めて見たけど、結局白く光モノはモノではなく白くぼんやりとした光にしか見えずに正体不明。
④卒業してから
卒業してからお盆休みに地元の友達と日光の方へ遊びに行った。
日光で1泊して遊び、後輩が夏休みは帰省せずに居るという事だったので、
翌日は後輩の家に転がり込んで遊んで行く事になっていた。
ボーリングやらカラオケやら行って遊んでいたらすっかり深夜になってしまっていたので
アパートに戻って寝る前に、お盆だし久しぶりにひとまわりして行きますかね。って感じで
肝試しコースのドライブに行くことになった。
地元の友達らは初めてだったので、雰囲気あって結構怖いでしょ?みたいな感じで
要所要所で止まったり車から降りたり、ここで心霊写真みたいなの撮れたとか教えてた
峠やダム等ひと通りそれらしい所を回っての帰り道で、ぼちぼち民家のある所まで
戻ってきたとき、道路の左側をおじちゃんとおばあちゃんが手を繋いで歩いていた
カーブが多くて見通しが悪く左側には小さな川があって、落ちないようにガードレールはあるけど
歩道はなく外灯も所々しか無いので夜に人が歩くにはちょっと危ない感じの場所でした。
私は、そのおじいちゃんとおばあちゃんは見えていたので、普通に避けて通りすごし
「こんな夜中に仲良く散歩はいいけどちょっと危ないよな」って友達に言ったら
助手席の友達が「え?なにが?」って
私:「今、おじいちゃんとおばあちゃんが手つないで歩いてたでしょ?避けたじゃん?」
友:「え?居た?気が付かなかったけど、だから蛇行したのか。」
「なんか、急に蛇行したから何してるのかとは思ったけど」
私:「蛇行したんじゃなくて避けたんだよ」
友人2人と後輩はすぐに後を見た、私もバックミラーで見たけど
カーブで見通しが悪く既に見えなかった。
私だけしか気が付いていなかったようなので「絶対に居た!だから避けたんだ!」
「いやいや、誰も居なかったよ」「だいたい、こんな時間に年寄りが散歩とかねーだろ」
みたいな話になったので戻って確認することにした。
すぐにはUターンできる場所が無くて、少し走ってUターンしてから戻ってみたけど
誰も居なかった。
その間に、民家が2~3件あったけど、その民家もすべて真っ暗で寝静まってる感じだった。
確かに考えてみれば、夜中の2時過ぎに年寄りが手を繋いで散歩ってのもおかしな感じだけど
確かに居たし居たから避けた。見間違いでは無くて絶対に居た。
友人2人と後輩は気が付かなかっただけで、戻った時には家に入ってしまっていたのか
それとも私だけが見えないものを見てしまったのか・・・普通の人にしか見えなかった。
半透明だったり、目の前で消えたりしてくれればねぇ。
以上、書き溜めといた落ちの無い体験談を投下させていただきました。
本当に涙が出るくらい恐怖した話が1つあるのですが
これは落ちがあるので止めときます。